今回は、料理が得意でも好きでもない主婦が考案した、ストレス少なく自炊を継続する方法についてご紹介します。
その方法とは、「個人的に読みやすいホットクックのレシピ本を買い揃えて、掲載されているレシピを順番に作っていく」だけです。
料理が得意な人にとっては”考案したも何も、記事にするような特別なことじゃないでしょ?”って感じかもしれない。
しかし料理が得意でない筆者にとっては、この方法を見つけたことで本当に気が楽になった。
料理が得意でも好きでもなかったと、30代後半で自覚した
筆者は料理はするが、得意でないし好きでもない。
これを自覚したのは割と最近である。
料理大好き!仕事の息抜きに最高!!
調味料を組み合わせていろんな味を作るの楽しすぎる!!
対して筆者は、レシピ通りに作るのが当たり前。調味料の量は何度も確認する。
創作すると多くの場合において、不味くはないのだが物足りない。でも何を足したら美味しくなるのか分からない。
よく、”冷蔵庫の中のもので適当に作りました!”的な話を聞くが、筆者にとって、それはまさに神業である。
”好き”って、こういうことなんだ。。
残念ながら、わたし、得意でも好きでもないんだな。。
NHKの「きょうの料理」を見て一生懸命勉強していた時期もあった。
だが、料理が心から好きでなかったからだろう。どのレシピも”難しそうだ”と思うばかりだった。
苦手意識は最後まで変わらなかった。
料理って、主婦なら”出来て当たり前のこと”だと思い込んでいた
そもそも、料理は主婦の義務、出来て当たり前という思い込みも強かった。
やらなければいけないこと、出来ないならば克服しなければいけないと頑なに考えていた。
そのため、”自分は料理が苦手だから、なるべく楽にできる代替案を考えよう!”という発想にはなかなか至らなかったのである。
何がきっかけかは分からないが、その長年の呪縛が少しずつ解けてきて、”何かに頼って料理を楽にする”ことを真剣に考えるようになった。
まずはミールキットや宅食サービスを試してみた
外食する以外にも、料理を外注できるいろんなサービスがあるから、試してみたら?
まずはパルシステムやオイシックス、セブンイレブン等でミールキットサービスを試してみた。
材料を全て揃えてくれるのがとてもありがたかったのだが、フライパンで炒めたり鍋で煮たりなどの調理は自分でする必要がある。
この手間がやはり面倒だったのだろう、続かなかった。
手作りお惣菜が届く、つくりおき.jpも試した。
大変便利で助かっていたのであるが、予算オーバーのため泣く泣く解約した。
ホットクックを活用して自炊を楽にする方法を探した
というわけで、やはり自炊を楽にすることが一番よさそうである。
自炊であれば、野菜とタンパク質たっぷりの食事を、我が家的予算の範囲内に収めることを実現可能である。
自宅にホットクックがあるので、これを活用しない手はない。
なるべくストレスなく、特別好きでもない作業を何年も継続する方法はないものか、検討した。
今までもホットクックは活用していたつもりだった。
しかし、本体付属のメニュー集だけではレシピ数が少なく既に作りつくした感があった。
作っていないレシピもあるものの、それらはどれも大変手が込んでいる。
例えば、この写真のブイヤベース、サムゲタン風スープ、ソーセージ、茶わん蒸しの4つは一度も作ったことがない。
筆者的には手順や材料も多くて苦手である。
そのため、最近ではホットクックを使用する頻度が減っていた。
メニュー集だけじゃ限界がある。
市販のレシピ本があるはず!
それをいろいろ読んでみればヒントが見つかるかもしれない。
そう考えて、図書館でレシピ本を手当たり次第に借りて読んでみた。
その結果、編み出した方法がこちらである。
「個人的に読みやすいホットクックのレシピ本を買い揃えて、掲載されているレシピを順番に作っていく」
現時点で確立した方法は見出しの通りである!
これらの本との出会いが大きかった。
『ホットクックお助けレシピ』
まず、上の3冊である。
こちらのレシピ本の良いところは、材料と手順が少ないシンプルなレシピが多いこと、各ページの構成が見やすいことである。
そのため、料理の得意不得意に関係なく、まさに機械的に各ページを上から順に読みながらカットや調味料の混ぜ合わせといった準備をすればよく、火加減を調整しながら炒めたり煮るなどの調理は全てホットクックが行ってくれるので非常に楽である。
3冊合わせて約220レシピもあるので、順に作っていくだけで色んな食材の色んな料理を楽しむことができる。
すごく大げさな言い方になるケド、食事って死ぬまで続ける必要があるから、毎日嫌々料理するんじゃ長くは続かない気がします。
また、ホットクックに予めセットされている調理メニューから、新しい料理が次々と生み出されている点も楽しい。
例えば、「さばのみそ煮」メニューから、豚バラキャベツ、カジキと長ネギの重ね煮、揚げない鮭の南蛮漬け、等、他にも多くの料理を作ることができる。
このように、ホットクックの可能性を無限に広げてくれている点も、この本の良いところである。
『ホットクックだからおいしい!絶品レシピ150』
上記3冊は普段の食事用である。
一方で、たまには手の込んだご飯やおかずを食べたいときもある。
そんな時は、こちらのレシピ本を使う。
こちらの本にはビーフシチューやスペアリブの黒酢はちみつ煮などといった、ちょっと特別なレシピが数多く掲載されている。
先日、我が家ではビリヤニ風炊き込みごはんを作った。
特別なレシピである分、材料は若干増えるものの、先ほどの3冊と同様、手順が簡単であること、各ページの構成が見やすいことから、ストレス少なく作ることができる。
ビリヤニ大好き!! 美味しかったー♪
メリット、デメリット
この方法を採用することによるメリット、デメリットは次のように整理できる。
デメリットは、”あえて言うなら”レベルである。
デメリットは主に費用面である。
しかし、外食が1回1千円と仮定すると、単純計算で36回分、1日2回とすると18日分となる。
ホットクックでの自炊を継続することで、元は十分に取れるものと考える。
外に食べに行く時間や、お店を探したり、場合によっては並んだりする手間の短縮にもなるから、やっぱり自炊が楽でいいね!
さいごに
以上、筆者なりに編み出した、ストレス少なく自炊を継続する方法をご紹介させて頂いた。
”料理が得意で好きなら、どんなに楽だろうな~・・・”なんて考えなくもないが、ないものねだりをしても仕方がない。
不得手なら、それを誤魔化す方法を考えればよいだけである。
この記事がどなたかの参考になると幸いだ。